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【解説】物流マテハン機器紹介①(入荷検品・棚入れ)

2022.3.7(更新日:2022.9.29)

はじめに

EC市場の拡大にあわせて物流DX化が急務となっている昨今ですが、物流分野の発展はそれ以前から着々と進んでいます。ロジスティクスの研究が進むにつれて様々な言葉や方法論が生まれたほか、物流倉庫の現場でも多くのマテハン機器(※1)が開発・導入されました。それらマテハン機器のうち代表的なものを、本記事より複数回にわたって紹介していきます。

※1 マテリアルハンドリング機器の略称。物流倉庫内の商品の移動に関わる全ての取り扱いのこと。

目次
(1)入荷検品
 ハンディターミナル / ラベルプリンタ(据え置き)/ 携帯ラベラ
(2)棚入れ
 ①搬送(入庫)
  カゴ台車 / フォークリフト / コンベヤ(フリーローラー)/ コンベヤ(駆動)/ パレタイザ / デパレタイザ
 ②保管方法
  パレット / カゴ台車 / 固定ラック / 移動ラック / 自動倉庫

マテハン機器紹介

マテハン機器を紹介するにあたり、本記事では機器を倉庫業務ごとに分けて取り上げていきます。その業務でどういったマテハン機器が・どのように使われて・どういったメリットがあり・導入にはどのような検討事項があるかを表の形で纏めています。

今回は下図倉庫業務のうち「入荷検品・棚入れ」で活躍する機器を紹介します。補充以降の業務(出荷引当を除く)は別記事として今後掲載予定です。

(1)入荷検品

着荷した商品の種類や数量が入荷伝票と相違ないかを確認します。マテハン機器を使わない場合は入荷伝票と商品の照らし合わせを目視確認で行うことになります。自動化が難しい一方で正確さが求められるため、ミスを減らす目的でマテハン機器が使われます。

また入庫の際に商品へバーコードなどのラベルを貼付する場合、下記の機器が使われます。

(2)棚入れ

棚入れでは「①搬送(入庫)」「②保管方法」の2項目に分けて紹介します。

①搬送(入庫)

検品後の商品を保管場所まで運びます。商品の荷姿や保管方法に応じて適切な搬送方法・マテハン機器は異なります。マテハン機器を使わない場合は手運び等で移すこととなりますが、倉庫規模や取り扱う商品によっては機器が必須な場合もあります。

また、着荷・搬送・保管それぞれの効率化のためにケース商品をパレットに積み付けたり、あるいはパレットからケース商品を積み下ろすことがあります。下記はパレットの積み付け / 積み下ろしの際に使われるマテハン機器です。

②保管方法

商品を入庫し、指示があれば出庫できる状態で保管します。保管方法は他業務でどのマテハン機器を採用するか判断する重要な要素になります。

自動倉庫ではコンベヤなどをシステムにより一元管理し、入庫から出庫まで自動化します。今後掲載予定のマテハン機器紹介においても、自動倉庫やそれに関わる機器を紹介していきます。また、マテハン機器を一元管理するシステム「WCS」については過去の記事で紹介していますので、併せてそちらもご覧ください。

⇒マテハン機器を一元管理するシステム「WCS」についてはこちら

おわりに

各業務で使用されるマテハン機器は様々ですが、それぞれで「省人化・省力化」「人的ミスのリスク低減」「十分なスペースが必要」など得意不得意も明確にあります。最適な機器の導入には現状の課題を正しく把握しその原因と解決策を明確にすることが必須です。

システムズは、物流倉庫の業務やシステムに関する豊富な改善 / 開発の事例と経験に基づき、お客様が今直面されている運用課題に対する解決策をご提案いたします。現状の課題について改善をご検討される際は、一度お問い合わせください。

⇒過去の改善提案事例の紹介記事はこちら

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