第2回 「レガシー侍 情報交流会MeetUP2」イベント事務局によるブログ
第2回目のイベント開催を終えて、昨年の第1回目との変化や懇親会の様子、今後のコミュニティの運営について、想いを綴りました。
第2回目のイベント開催を終えて、昨年の第1回目との変化や懇親会の様子、今後のコミュニティの運営について、想いを綴りました。
第1回目と第2回目のセッションを振り返って
昨年に開催した第1回は、異業種から伝統の継承を学ぶことをテーマとして老舗和菓子屋の代表をお招きし、これまでの歴史から現在に至るまでをお話しいただきました。そのほか、実際にレガシーシステムから脱却した会社の方より、脱却することで生じる問題・脱却をしないと直面する課題についてお話いただき、刷新の必要性を伝える場となりました。
第2回目の開催となった今回は、前回のおよそ1.5倍となる約40名の参加者にお集まりいただきました。レガシーシステム刷新のカギとなる生成AIの研究内容をテーマとし、現在のIT人材がレガシー侍から知見やノウハウを受け継いで進めているプロジェクトをご紹介しました。また、今回は当社の若手社員が運営に加えて登壇や司会を担当し、貴重な成長の機会となりました。
懇親会
1時間半のセッションを終えたあとの懇親会は、初対面の参加者同士で会話が弾み、積極的に情報交換・交流をされていました。締めの挨拶の際、「ご歓談のところ大変恐縮ですが…」と本当に思ってしまうほど、盛り上がっていました。その様子から、このイベントが熱い思いを持った方々の集まりになっていることを実感しました。
今後に向けて
大盛況となった情報交換会を振り返り、今後のコミュニティ運営、そして次回開催に向けての想いをまとめました。
コミュニティを通して実現したいこと
理想の形態は、「レガシーシステム刷新にお困りの方が、いざという時にこのコミュニティをきっかけに繋がったメンバーに相談し、支援ができる」という繋がりができることですね。
今回のセッションは当社がメインでしたが、次回はレガシーシステムへの取り組みをされているIT業界の方々にご登壇いただく情報交換会を開催できればと思っております。懇親会でお話されていた熱い想いを、ぜひ皆さんの前でご共有いただきたいです。
そして、レガシーシステムを使った開発経験のある方に限らず、ノウハウを受け継ぐ若手IT人材の方もご参加いただき、IT知識を継承するハブの機能を持つ場としてご活用いただければと思います。
レガシー侍コミュニティ発足の経緯と想い
当社は、25年以上培った「マイグレーション」のノウハウを活かし、レガシーITを「なんとかする」を掲げてシステム刷新をメイン事業としております。しかし、2025年の崖やレガシーIT人材の不足といった問題が差し迫り、当社だけで「なんとかしよう」とするスケールでなくなってきているのが現状です。
そこで、レガシーITに何らかの形で携わった経験のある、所属企業、ベンダー、ユーザーが集まり「日本のITを最後尾から支える」ことを目的に、情報交換ができる場づくりの運営を目指しています。
レガシーシステムにご興味のある方や日本のレガシーIT業界の活性化にご尽力いただける方がいらっしゃいましたら、運営一同Facebook「レガシー侍」コミュニティへご参加をお待ちしております。
ぜひ一緒にレガシー侍コミュニティを盛り上げていきませんか。
※ご参加・ご登録に費用はかかりません。
添付リンク
コミュニティ「レガシー侍」概要/お申込
コミュニティ「レガシー侍」Facebook
コミュニティ「レガシー侍」第1回開催レポート
コミュニティ「レガシー侍」第2回開催レポート