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【AWS re:Invent 2023】AWS re:Invent 2023にみる レガシーマイグレーションの可能性

2023年12月にラスベガスで開催されたAWSのre:Inventに参加してきました。その時の感想と、レガシーシステムのマイグレーションに焦点を当てたサービスについて、日米のマイグレーション戦略の違いについて記載します。

2023年12月にラスベガスで開催されたAWSのre:Inventに、システムズから5名で参加しました。
今回のブログでは、その時の感想と、レガシーシステムのマイグレーションに焦点を当てたサービスについて、日米のマイグレーション戦略の違いについて記載します。

参加者の多さに驚き

イベント期間中は、ラスベガス中心部がAWS一色となり、世界中でどれだけクラウドニーズが高まっているのかを身をもって感じることができました。
日本からの参加者も年々増えているとのことで、やはりクラウド業界の盛り上がりを実感しました。

レガシーシステムのマイグレーションサービスに関心集中

様々なセッション内で、「Modernization」というキーワードをよく耳にし、
以下のようなマイグレーションに関わるサービスの発表がありました。

・Amazon RDS for Db2
・AWS Mainframe Modernization Application Testing
・AWS Mainframe Modernization Data Replication with Precisely for IBM i
・AWS Mainframe Modernization File Transfer with BMC
・AWS Mainframe Modernization Replatform with NTT Data
・Virtualization for SPARC on AWS with Stormasys
・Amazon Q(特にCode Transformation)

これらの発表から、世界的にレガシーシステムのクラウド移行に対する関心の高まりを感じ取ることができたと同時に、マイグレーションプロセスの革新的な見直しが求められる時代になったと強く感じました。
当社も新たな研究開発チームを立ち上げ、技術革新に邁進してまいります。


日米のマイグレーション戦略の違い

日本では、レガシーシステムのマイグレーションが、既存の業務プロセスへの影響を最小限に抑えつつ、セキュリティと品質に重点を置いたアプローチで進められます。

一方、米国では、より攻撃的でイノベーティブな戦略が取られがちで、新技術の導入を積極的に推進している傾向にあります。

こうした違いは、文化的背景やビジネス環境の差に起因するものであり、それぞれの市場に適した方法で進められていると思いますが、私たちが日本で築き上げてきた、きめ細かい、堅実なサービスが米国市場においても強いニーズがあると感じ、新たなビジネスチャンスとして検討する価値があると感じました。

日米間でのマイグレーション手法の違いを理解し、米国市場の動向調査から、一歩ずつチャレンジしてみたいと思います。

まとめ

AWS re:Invent 2023は、クラウド技術の最新動向を学び、技術が日々進化していることを肌で感じることができました。
また、日米のマイグレーション戦略の違いを理解し、新たなビジネスチャンスを模索する絶好の機会でした。

これからも技術の進化に目を光らせ、お客様にとっての価値を創造するために、知識の更新とサービスの改善を続けていきたいと思います。

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この記事を書いた人

筆者 BIチーム