ファイルサーバクラウド化のすすめ
社内のファイルサーバをAWS FSxでクラウド化する事例が増えています。ファイルサーバのクラウド化は、基幹システムをクラウド基盤に移行するより簡易に実施できます。社内サーバをAWS FSxに移行へのメリットをご紹介します。
はじめに
社内に構築していたファイルサーバをAWS FSxでクラウド化する事例が増えています。
ファイルサーバのクラウド化は、基幹システムをクラウド基盤に移行するより簡易に実施でき、かつメリットがたくさんあります。
今回は社内サーバをAWS FSxに移行することのメリットをご紹介します。
クラウド化するメリット
① 社内外のどこからでもアクセスできる
・クラウドですからインターネットにつながる環境があればどこからでもアクセスでき利便性が向上します。
勿論、アクセス制限等のセキュリティ設定も可能です。
② 障害対策、災害対策ができる
・ファイルサーバの冗長構成や、複数拠点への配置等、社内配置ではコスト面や管理でハードルが高い構成をとることができます。
③ 24h365日使える
・社内構築では建物の法定点検や、OSアップデート等で使用できないことがありますが、クラウド化すればその様な問題はなくなります。
AWS FSxでクラウド化することの良さ
① 社内のファイルサーバと使用方法が変わらない
・社内で利用者が最も多いシステムである為、従来のNASやWindowsServerベースのファイルサーバと使用方法が変わらないことは大きなメリットです。
・既存のアクセス権限、共有設定もそのまま引き継げます。
② 増え続けるファイル数への対策がとれる
・重複除外や、アクセス頻度が低いファイルを低料金ストレージ配置等の機能を活用することで年々肥大化していくストレージ容量に対策を打つことができます。
③ 信頼性や、セキュリティ対策がされたAWSサービスの一環で安心感がある
・AWS FSxでも冗長構成のマルチAZを活用できます。マルチAZにすることで地理的に離れた場所に同一ファイルが保存され様々な障害に対処できます。
・AWSのセキュリティ機能も組み合わせることもできますので、重要な情報を安心して管理できます。
⇒ 従来通りのアクセス方法で、信頼性・利便性が大きく向上するAWS FSxが一押しです。
ファイルサーバを使用し続けながらAWS FSxへの移行をスムーズに行う為には、細かなノウハウが必要です。
是非、システムズにご相談下さい。