【AWS re:Invent 2025参加レポート】Workshop、Jamについて詳しく紹介!

はじめに
re:Inventで実施されるセッションには、Breakout Session、Chalk Talk、Workshop など、複数の種類があります。
私は主にWorkshopとJamに参加しました。
本記事は、初めてre:Inventに参加される方や、WorkshopやJamへの参加を検討されている方向けに、実際に参加して感じたことをまとめました。すでに参加経験のある方や、イベント全体の雰囲気を知りたい方にも参考にしていただける内容になっています。それぞれのセッションの参加意図と、その振り返りを紹介します。
Workshop
概要
参加したWorkshopの流れは次の通りです。
・はじめに、登壇者からセッションの概要説明と進め方の案内があります。
・次に、参加が持参したPCから指定のウェブサイトにアクセスし、各自でハンズオンを進めます。
・Workshopは「テーマについての説明」と「ハンズオン」で構成され、セッション時間は120分です。
・セッション中は会場内にいるAWSスタッフに、随時質問できます。
Workshopを選択した理由
Workshopを選択した理由は、「聞くだけでなく、手を動かしながら身につけたい」と考えたためです。
re:Inventのセッションは基本的に英語で実施されますが、私は英語のリスニングに慣れていないため、講演形式のセッションだけでは内容を深く理解することは難しいと考えました。そのため、実際に操作しながら学べるWorkshopを中心に選択しました。
Workshopの振り返り
実際にWorkshopのセッションに参加して感じたことを、3点振り返ります。
1点目:理解度について
Workshopを選択した最大の理由は、「手を動かして身につける」ことでしたが狙い通りでした。専用の一時的な仮想AWS環境で、説明された内容をすぐに自分の手で試すことができます。
AWS認定試験の勉強をされている方や、ドキュメントをよく読まれる方には共感いただけるかもしれませんが、文章だけではイメージがつきづらい設定項目や操作も多いと思います。Workshopでは実際のコンソール画面を使って作業できるため、各パラメータの意味や設定方法、操作の流れを体験として理解できました。
2点目:言語(英語)について
Workshopは、参加者持参のPCのブラウザ上で進めるスタイルのため、ブラウザの翻訳機能が利用できます。英語で理解しづらい部分があっても、その場で日本語に翻訳して確認できることは大きな助けになりました。私は基本的には英語のまま進めつつ、どうしてもわからない箇所だけブラウザで日本語に翻訳して補完する、という形で進めました。
3点目:現地でしかできない体験かどうか
「現地でしかできない体験か」という観点についても触れておきます。
実は多くのWorkshop自体は、Webサイト上でいつでも学習可能です(Webサイト上とまったく同じではありませんが、内容はかなり似ていると思います)
ただし一部はre:Invent限定であるため、参加を検討する際には、そのWorkshopがre:invent限定かどうかの事前確認をおすすめします。
「現地でしかできない体験」という意味では、英語に比較的慣れている方であれば、Builder’s Sessionなど、よりインタラクティブなセッション形式も検討する価値があると感じました。
なお、体調管理の面についても振り返ります。今回は前日夜に現地入りしたものの、移動中にほとんど眠れず、睡眠不足の状態でWorkshopに参加することになりました。静かな会場でPC画面に向かい続けるWorkshopは集中力が求められるため、疲労がたまっている状態では集中して取り組むことが非常に難しく感じました。十分な睡眠時間を確保した上で参加することをおすすめします。
Workshopまとめ
Workshopは次の方におすすめです。
・手を動かしながら理解したい方
・英語が苦手な方
一方、英語にある程度慣れており、より現地ならではのインタラクティブな体験を望む方は、Builder’s Session の検討もよいと思います。
Jam
概要
Jamは、参加者が4人1組でチームを組み、ミッション形式でAWSの課題に取り組むセッションです。
各ミッションのクリア状況とクリア時間に応じてスコアが加算され、チーム同士でスコアを競います。
チーム編成は、セッション待機列に並んでいる参加者を、スタッフが順番に振り分けていく形でした。
私が参加した回では、「日本語話者のチームを希望するか」が確認され、日本語話者チームを選択しました。
4人中3人が日本人という構成でした。
Jamを選んだ理由
Jamを選択した理由は、「手を動かすタイプのセッションに参加したかった」ためです。
加えて、チームで取り組む形式であることから、他の参加者との交流や情報交換も期待しました。
Jamの振り返り
Jamに参加して感じたことを2点振り返ります。
1点目:情報交換・交流の場としての価値
日本語話者チームに参加した結果、4人中3人が日本人でした。名刺交換はもちろん、現地でそれぞれが体験したことや今後参加予定のセッション、業務内容などについて会話ができ、刺激になりました。
セッションを通じて技術的な知識を得るだけでなく、re:Inventに参加しているエンジニア同士で情報交換ができる点は、Jamならではの魅力だと感じました。
2点目:自分の実力を測れる
Jamでは、用意されたミッション(課題)をチームで分担してクリアしていきますが、その過程で特定のサービスに関する問題で躓く場面がありました。日頃からAWSには触れてはいるものの、サービスごとの知識や経験の浅さ・偏りを自覚し、自分の実力不足を痛感しました。
ミッション形式で進めることで、「どのサービスに対する理解が不足しているのか」がはっきりと浮き彫りになります。自分の弱点を知る意味でも、非常に有意義なセッションだと感じました。
Jamまとめ
Jamは、全員に参加をおすすめしたいセッションです。
Jamには、セキュリティやDevOpsなど、テーマ別のセッションが用意されています。
興味がある分野のJamにぜひ参加してみてください。
実力試しができるだけでなく、他のエンジニアとも交流でき、大きな刺激を得られます。
全体まとめ
本レポートでは、WorkshopとJamについて、それぞれの特徴と参加しての所感をまとめました。
今後、re:Inventに参加される方のセッション選択の参考になれば幸いです。
最後に、自分自身の振り返りも共有します。
反省としては、Workshopにこだわりすぎてしまったことがあります。
re:Inventは5日間と長く、期間中にセッションに空きが出たり、予約を変更できたりと、ある程度柔軟なセッション選択が可能です。
最初からセッション形式を固定しすぎず、Workshop、Jam、Breakout Session、Builder’s Sessionなど、さまざまな形式を試しながら、自分に合ったスタイルを見つけていくのがよいと感じました。






