【AWS re:Invent 2025参加レポート】AWS初心者で参加!re:Inventでの学びまとめ

はじめに
システムズ入社4年目の社員です。
AWS初心者ながら、2025年12月1日から5日にかけてラスベガスで開催された「AWS re:Invent」に参加させていただきました。
AWSの業務経験がない状態での参加でしたが、それでも多くの学びがありました。
同じように AWS初心者でイベント参加を検討している方・参加が不安な方 に向けたブログとなっています。ぜひ参考にしてみてください。
行く前の準備
参加が決定してから実際に行くまでに、大きく分けて2つの準備を行いました。
知識習得
先述の通り、私はAWSの業務経験がありませんでした。
そのため、まずは座学でAWSについての基礎知識を習得しました。
- AWSクラウドプラクティショナー
- AWS AIプラクティショナー
上記2つの資格勉強を通じて、「基礎中の基礎」を学習しました。事前に勉強しておいたことで、「行っても何も得られないのではないか…」という不安を、多少なりとも軽減できたと感じています。
情報収集/セッション予約
実際にre:Inventに参加された方のブログなどを読み漁り、
- 現地の雰囲気や動き方のイメージを掴む
- おすすめセッションを調べる
といった情報収集を行いました。
re:Inventについてのセミナーにも参加し、参加イメージを具体的に膨らませていきました。
セッション予約については、プレゼン形式で行われる Breakout Session(ブレークアウトセッション) を中心に予約しました。
- 興味のあるテーマで「日本語セッション」
- 英語でも Level 100(最もやさしいレベル) のセッション
を選んで予約しました。
AWS re:Invent参加中の動き
せっかくの機会を最大限に活かすため、現地では以下のような動き方をしていました。
セッション参加
事前にBreakout Sessionを多数予約していたため、スムーズに受講することができました。
英語セッションについては、自動翻訳アプリを片手にいくつか参加してみましたが、想像以上に内容の理解が難しく、話の全体像を追いきれない場面も多かったです。一方、日本語セッションであれば内容をしっかり理解できたため、後半は日本語セッションを中心に受講するようにしました。
Keynote(AWSのリーダーや専門家が登壇する基調講演)は、内容も現地の熱量も非常に大きく、日本語翻訳も用意されていました。re:Invent に参加される方は、Keynote をぜひ一度は聞いておくべきだと思います。
体験を通じての学習
イベント初日に英語のBreakout Sessionの理解に苦戦したこともあり、2日目以降は 「体験を通じて学ぶ」 ことに重きを置いて動きました。具体的には、
- Sports Forum
- EXPO
の2つのエリアを重点的に回りました。
Sports Forum
Sports Forumのブースでは、「スポーツ × クラウド・AI」 の最新技術について、実際の体験を通じて学ぶことができました。

さまざまなブースがある中で、特に印象に残ったのは シューティングラボ です。
ここでは、NBA(全米プロバスケットボール協会)チームのトロント・ラプターズが実際に使用している シュートフォーム分析技術 を体験できました。

シュートフォームについて高度なカメラネットワークとAI技術を駆使し
ボールの軌道、体の動き(メカニクス)等を分析することで
シュート成功率(Shooting Percentage)を向上させられるという内容のデモでした。

↑自分のフォームも数値化され、どの選手と類似しているかというところまで分析されました
バスケットボールだけでなく、F1やゴルフなどのスポーツでも、
Fargate / Lambda / AppSync などを利用したサーバーレス・マネージドなリアルタイム処理や
CloudFront での低遅延配信といった、AWSのさまざまな技術が活用されていることを、体験を通じて理解することができました。
正直、それまで私は「スポーツはAIやクラウド技術とは無関係」というイメージを持っていました。
しかし実際には、データ分析や選手のパフォーマンス向上など、さまざまな場面で技術導入が進んでいる ことを知り、とても驚きました。どのような分野にも、ビジネスチャンスは多く存在するのだと、実感できた体験でした。
EXPO
EXPOは、AWS re:Inventの中でも最大級の展示スペースで、AWS本体やパートナー企業が最新技術やソリューションを紹介するエリアです。400以上の企業ブースが並ぶ、非常に大規模な展示会でした。

さまざまな企業ブースを見て回る中で、私が最も印象に残ったのは、Builders’ Showcase ブース内にあった 「AWS data center virtual tour」です。

このブースでは、VRデバイスを使って、実際のAWSデータセンター内部(サーバールーム・冷却設備・電源インフラなど)を仮想的に探索することができました。日本語対応もあり、各エリアごとに詳しい解説を見ることができます。
これまでAWSについては座学でしか学んでいなかったため、実際のデータセンターの様子を視覚的に体験できたこと で、イメージと理解が一気に深まりました。
その他の学び(ラスベガスならではの体験)
期間中何度も道に迷い、会場間の移動に大変苦戦しました。
Google mapを見ていましたが、なかなか目的地まで辿り着くことができませんでした。

画像のように道はとにかく広大、シャトルバスやモノレールを乗り継いで、ようやく会場のホテルに到着。
そこからさらに、カジノフロアをひたすら歩き続けて、ようやく目的の会議室に到着…
とにかく移動に苦戦しました。

↑カジノブース
迷ってしまったときは、つたない英語でAWS re:Inventのスタッフの方や、周囲を歩いている参加者の方々に道を尋ね、何度も助けていただきました。
道案内だけでなく、国籍問わず周りの人に助けてもらう機会が多くありました。
(コーヒーの蓋を閉めるのに苦戦していたら、隣の人が笑顔で手伝ってくれたり、鼻血が出るというハプニングの際も、多くの人が止血方法を教えてくれた)など、
分からないことだらけの異国の地で過ごしたことで、いつも以上に「人と人とのつながり」 を強く実感することができました。
今回のre:Inventでたくさんの最新技術を目の当たりにしましたが、
どれだけ技術が進歩しても、最終的には人間同士の繋がりが世界を作っていくんだなと実感しました。
また、人と人とのつながりは、どれだけ未来になってもAIには代えられない部分であると感じました。
この体験を通じて改めて、
「この人と一緒に働きたい」と思っていただけるような、技術だけでは補えない人間的な部分も評価される人材になりたい と強く思うようになりました。
まとめ
AWSの技術的なスキルがほとんどない状態でのre:Invent参加は、不安も大きかったです。
それでも、初心者なりに積極的に動くことで、今の自分にできる最大限のかたちで学びを深めることができた と感じています。
もしもっと力があれば、
- 英語セッションの内容理解
- ハンズオン形式のセッションへの参加
- 周囲の参加者とのディスカッション
など、re:Inventの中でできることはさらに広がったと思います。
一方で、「できない」「分からない」を山ほど経験したこと自体が、今後の学習と成長の大きなモチベーションになりました。
参加のチャンスがあるなら、完璧な準備ができていなくても、まずは飛び込んでみる。
不安があっても積極的に動けば、必ず何かしらの学びが得られる——そのことを実感できた、有意義な5日間でした。





