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【AWS re:Invent 2025参加レポート】re:Inventで発表されたAWS Transform Customを試してみた!

はじめに

2025年12月1日から12月4日にかけて、アメリカ・ラスベガスで開催されたAWSのカンファレンスイベント「re:Invent」に参加しました。
re:Inventはラスベガスの6つのホテルを会場として行われ、世界中のAWSユーザーが集まる非常に大規模なイベントです。
その中でも最大の関心どころであるKeynoteにて「AWS Transform Custom」のリリースが正式発表されました。

本記事ではAWS re:Invent2025で発表されたTransform Customの新機能を試してみたので、内容を紹介します。
今回試したのはJava to Javaのバージョンアップです。

AWS公式ドキュメント
https://aws.amazon.com/jp/transform/custom/

Transform Custom エージェントのインストール

2025年12月現在、Transform Customが対応しているプラットフォームはLinux、macOSの2つです。Windows上で動作させるためにはWindows Subsystem for Linux(WSL)のインストールが必須になります。
さらに、OS要件だけではなく Node.js、Git、AWS CLI の3つも事前にインストールが必要です。
今回、私の端末ではWSLは未インストールだったため、そこからの流れを説明します。

1.WSLのインストール

2.Linux用 AWS CLI パッケージのインストール

端末上のAWS CLIはWindows版をインストールしていたため、WSL上のLinux環境向けにも再度インストールを行いました。

3.Node.jsのインストール

4.Transform Customパッケージのインストール

Gitについては、すでに私の端末上にインストール済みだったため、今回の検証時には再インストールは実施していません。
後述しますが、どのような変更が加わったかを確認するためにも、Gitで管理しておくことを強くおすすめします。

Transform Customエージェントの実行

Transform Customには、対話モード非対話モードの2つが用意されています。ここでは、それぞれの動作を簡単にご紹介します。

対話モードでの実行

ターミナル上で atx と入力すると、画像のように「AWS TRANSFORM」が起動します。

実行内容を聞かれるので、
Execute transform –from-source JDK_VERSION_10 –to-source JDK_VERSION_18
と入力し実行します。

実行開始後は、自動で対象フォルダが解析され、バージョンアップの処理が開始されます。
ここでの注意点として、入力内容に気を付けないと、プロジェクト内のすべてのファイルを対象としてバージョンアップが行われてしまうようです。
特定のディレクトリだけ試しにバージョンアップしたい場合は、

  • そのディレクトリだけを切り出して実行する
  • コンテキスト上で対象ディレクトリを指定する

などの工夫が必要です。

対話モードでは、まずTransform Customが実行計画を立ててくれます。
今回は、その計画で提示されたファイルのうち、一部のファイルのみを対象とするように指定を変更して実行しました。

対象ファイルは2ファイルだけでしたが、それでも変換には数分かかりました。
数十〜数百ファイルを一度に変換する場合は、より時間がかかることが見込まれるため、処理を分割して実行するといった工夫が必要になりそうです。

なお、処理実行は Ctrl + C で中断可能でで、中断時に実行IDが払い出されます。
この実行IDをキーに、
atx –conversation-id xxxxxx
のようにIDを指定してコマンドを実行すると、中断箇所から再度処理を再開できます。

利用料金について

今回は簡単な検証として、数ファイルの変換のみを行いましたが、その中で発生した請求は 0.74ドル でした。

請求体系は「どれだけ実行したか?」に依存する従量課金モデルで、変換対象ファイルが増えれば増えるほど請求額も増える仕組みです。
とはいえ、実際に人手で変換を行う工数と比較すると、総合的なコストは十分に安く抑えられる可能性が高いと感じました。

試用感まとめ

既存プログラムのバージョンアップは、いわゆる「技術的負債」として避けて通れない作業です。
今回リリースされた「Transform Custom」を利用することで、そのコストを大きく削減できると感じました。

一方で、実プロジェクトにおいては、いきなり全体を一括変換するのではなく、

  • 対話モードを活用して少しずつ変換対象を広げていく
  • 変換箇所をレビューしながらテストを進める

といった、段階的な導入のほうが安全だと考えます。

p.s.
今回初めてアメリカを訪れ、街並みや建物の規模間に驚きの連続でした。
訪米したうち1日はグランドキャニオンにも訪れ、自然の雄大さも学んだ5日間となりました。

グランドキャニオン(ラスベガスから高速道路で4時間)の道中、人生最大の盛大な車酔いを経験し、アリゾナの雄大な大地の中で大変みっともない姿をさらしました、、、
今後、行かれる方、必ず車酔いは準備しましょう!こうなります↓笑

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