レガシーシステムに対するお客様の本音

みなさん、ご存知でしょうか?基幹システムの半数以上がレガシー状態にある企業が約4割を占めるそうです。レガシーシステムと言えば、2025年の崖を連想される方も多いと思います。もし、問題を克服できなかった場合、どうなるのでしょうか?

はじめに

みなさん、ご存知でしょうか?

日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)の公開しています「企業IT動向調査報告書 2022」によると、基幹システムの半数以上がレガシー状態にある企業が約4割を占めるそうです。

だからと言うわけではないですが、弊社では、レガシーシステムに関する相談が増えています。
レガシーシステムと言えば、2025年の崖を連想される方も多いと思います。

もし、この2025年の崖という、レガシーシステムの問題を克服できなかった場合、どうなるのでしょうか?

レガシーシステム未解消のリスク

経済産業省のDXレポートによると、レガシーシステムが起因のシステム障害による損失で、2025年以降、最大で毎年12兆円もの経済損失が生じる可能性があるといわれております。

もちろん、お客様との会話の中でも、システム障害のことが話題になることが多いです。
しかし、企業によって問題点はさまざまで、主に次のようなことが話題になります。

・システム障害リスク
・セキュリティリスク
・運用コスト
・技術者不足

レガシーシステムですので、ハードウェア、ソフトウェ、ミドルウェアの老朽化によるスペックの問題や、サポートが終了しまうことで悩まれている企業もございます。

お客様の本音

また、長年使い続けているレガシーシステムは、多くのカスタマイズなどによって、複雑なシステムになっていることがほとんどです。

さらに、担当していた技術者が退職したり、レガシーシステムについての知識や技術のある技術者がいないケースも多いです。

アウトソーシングするにもコストが高くなることもありますし、そもそも、アウトソーシングが難しい場合もあります。

しかし、長年使い続けてきたからこそ、蓄積された業務ノウハウがあるケースがほとんどです。
お客様との会話の中でも、やはり、この蓄積された業務ノウハウを活用したいと考えているお客様が多いようです。

そして、ほとんどのお客様が、新しいテクノロジーがあるにしても、現場のオペレーションや運用を、極力変更したくないというのが本音のようです。

もし、現場負担を抑えた、レガシーシステムの移行にご興味がございましたら、ぜひ、お問合せ頂ければと思います。