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コラム:オンプレミスからのクラウド移行 4つのメリット

2022/06/02(初回公開日:2022/01/25)

クラウド、クラウドとはよく耳にするけど、そもそも「クラウド移行」に関して何がメリットなのと聞かれることがあります。そこで今回は、オンプレミス環境とクラウド環境について比較して、クラウド移行のメリットをまとめてみました。まず、今さら聞けない?オンプレミス環境とクラウド環境についておさらいです。

オンプレミス環境

サーバーやネットワーク機器などを購入し、自社のサーバールームやデーターセンターなどに設置して運用します。基本的に、自社で用意した機器を、自社で運用していきます。従来は、このような形態が一般的でした。自社で利用するシステムや将来計画を元に、機器の選定やサイジングなどを行います。

クラウド環境

クラウドは、正式にはクラウド・コンピューティングと言います。クラウド環境ではインターネットに接続していれば、必要なリソースをすぐにサービスとして利用することができます。オンプレミス環境は事前に機器等を用意する必要がありましたが、クラウド環境では必要なときに必要なだけ利用でき、費用も使った分だけです。事業の成長に合わせて、無駄なく拡張することができます。

クラウド移行のメリット

オンプレミス環境からクラウド環境へ移行するメリットはどのようなものがあるでしょうか。

①導入スピード

オンプレミス環境のように、機器を選定し調達する必要がなく納入まで待つ必要がありません。納入されてから、各種サーバーを設置したり構築する手間もありません。オンプレミス環境に比べ、クラウド環境は、導入までのスピードが早くなります。

②コスト削減

サーバーやネットワーク機器などは、スペックが高くなると非常に高価になります。リースなどの購入方法はありますが基本的には初期投資として高額になります。一方でクラウドは必要なときに必要なリソースをサービスとして利用できます。

基本的には利用した分だけの費用になります。3年後や5年後を想定してサイジングする必要もなく、必要になればすぐに拡張できますので無駄がありません。もちろんサーバーを利用しなくなれば、利用を中断し利用料を減らすことが可能です。

サーバーの設置場所としてのコストや、運用や監視などに関わる人件費も削減することができます。初期導入費用だけでなく、工夫をすれば運用コストも抑えることが可能です。

③拡張性・柔軟性

コスト削減にも関係しますがデジタルデータは増加することが多い傾向があります。オンプレミス環境ですと将来を見越してサイジングしますが、クラウド環境ではデジタルデータの増加だけでなく減少の場合にも柔軟に対応できます。

また、一時的な拡張にも柔軟に対応できます。例えば何かのキャンペーンや、年に一度のイベントなどにも柔軟に対応可能です。

④保守性・メンテンナンス性

クラウド環境は、障害が発生した際も優位性があります。オンプレミス環境で自社運用ですと、自社で障害対応のための体制を準備する必要がありますが、パブリッククラウド環境ですと、基本的にはクラウドサービス事業者が復旧を行います。また、バックアップのサービスや設定次第では自動化できることも多々あります。

クラウド移行の注意点

以上のことから、クラウド環境はメリットばかりのようにも見えますが、一方で今までの運用と変更になったり、データ量や通信量が大きくなることで、逆にコスト高になるケースもあり、企業や利用するシステムの環境によって注意点も異なります。

当社でもお客様のオンプレミス環境の既存システムをクラウドへ移行するソリューションを展開しています。

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