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物流改善事例①(入荷)

2022/12/20(初回公開日:2022/12/20)

はじめに

本記事より複数回にわたり、物流倉庫業務の改善事例を紹介していきます。
一般的な物流倉庫の業務の流れと、改善方法を取り入れた場合の業務の流れを比較し、どのくらい業務の効率が向上したかを見ていきます。

今回は、比較的容易に導入ができる改善方法①と、①にさらなる改善を加え、より効率化が見込める改善方法②を紹介します。

実際にシステムズで導入した内容をもとに紹介していくので、物流倉庫業務の改善方法でお悩みの方はぜひ、参考にしてみてください。

改善方法① 伝票レス入荷

1つ目の改善方法として、伝票レス入荷について紹介します。
伝票レス入荷は、入荷する商品の到着前に入荷予定の商品データを受信し、商品データを活用して入荷業務を行います。

一般的な入荷業務に比べ、検品作業の負担が減り、仕入伝票の手入力が不要になります。

改善方法② 伝票レス・検品レス入荷

2つ目の改善方法として、伝票レスだけでなく、検品レスも実現することができる方法を紹介します。
改善方法①と同様に、入荷予定の商品データを受信し、伝票レス入荷を行うため、仕入伝票の手入力が不要になります。

さらに、コンベヤ上にバーコードリーダーを設置し、自動で商品と入荷予定データの照合を行うため、作業者による検品レスを実現します。

業務の流れの比較

下記の表に「一般的な入荷業務の流れ」「改善方法①を取り入れた場合の入荷業務の流れ」「改善方法②を取り入れた場合の入荷業務の流れ」を一覧でまとめています。

改善によって新たに増えた作業もありますが、全体として見ると作業者が行う工程が減り、改善によって入荷業務が効率化したことが確認できます。

※あくまで参考例であり、全ての倉庫が同様に業務を行っていたり、同様に改善を行うことができるというわけではありません。ご了承ください。

改善の効果・費用

改善方法①・改善方法②による効果・費用を下記に示します。

(1) 所要時間
入荷した商品が棚に入庫するまでの所要時間が、改善方法①の場合は改善前に比べて20%~40%減少し、改善方法②の場合は改善前に比べて50%以上減少した実績があります。

(2) 課題
・検品時の入力ミス
一般的な入荷業務では、無線HTで仕入伝票と商品を確認し、作業者が情報を手入力するため、検品時の入力ミスが発生してしまいます。

このようなミスは、在庫のデータと棚に格納された商品の不一致を生み出してしまうため、在庫不足や在庫過多に繋がるという課題があります。

上記の課題に対して、改善方法①は、入荷予定データを受信するため、情報の手入力が不要になり、入力ミスのリスクをなくすことができます。

改善方法②では、入荷検品は自動化されるため、入力ミスだけでなく、入荷検品全体のヒューマンエラーのリスクをなくすことができます。

・仕入伝票の入力ミス
一般的な入荷業務では、在庫情報のデータ管理を可能にするため、仕入伝票の情報をPCで入力する工程を行います。手入力のため、ミスが発生しやすく、在庫不足や在庫過多に繋がるという課題があります。

このような課題に対し、改善方法①または改善方法②を導入することで、仕入入力が不要になるため、入力ミスのリスクをなくすことができます。

(3) 費用
伝票レス入荷・検品レス入荷の導入にかかる費用は、物流倉庫の規模・商品数などにより異なるため、お問い合わせください。

おわりに

本記事で紹介したのは業務改善の一例であり、重要なことはお客様に最適な改善策を検討することです。

システムズは、長きにわたり物流業務に携わってきた経験を元に、お客様の現場へ伺い、今直面されている運用課題に対する解決策をご提案いたします。
現状の課題について改善をご検討される際は、一度お問い合わせください。

⇒過去の改善提案事例の紹介記事はこちら

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