UI/UXで現場を盛り上げる
UI/UXをシステムズの新たな強みにするべく、3年目の社員が中心になって立ち上がったUI/UX検討会の活動をご紹介します。
1.UI/UX検討会について
UI/UXをシステムズの新たな強みにするべく、3年目の社員が中心になって立ち上がったUI/UX検討会の活動をご紹介します。
2.UI/UXとは?
まず初めにUI/UXとは何かをご紹介します。
UI/UXとはそれぞれ以下の通りです。
◆UI(User Interface)
Userとは、主にシステムやWebサイトなどを利用する人のことです。
Interfaceとは、直訳すると「接点」という意味があり、UIとは、ユーザーとシステムとの物理的な接点を意味します。
例えば、
・ボタンの色が赤い
・文字のフォントが大きい
システムのデザインや文字のフォント、画像、動画など、ユーザーとの接点全てがUIにあたります。
◆UX(User eXperience)
UX(User eXperience)のeXperienceは「体験・経験」のことで、User eXperienceとは「ユーザーがシステム・サービスを通じて得られる体験や経験」を意味しています。
例えば、
・ボタンの色が赤いから見やすい
・フォントが大きいとわかりやすい
・パターンが統一されていて見やすいデザインだった
・表示速度が速く、快適なシステムだった
・テキストボックスが一か所にまとまっていて入力しやすかった
このような感想は、ユーザーがシステムを利用した体験・経験であり、これらをUXと呼びます。
上記の感想は、全て良いことが書かれておりUXの優れたシステムであるといえます。
3.活動目的
現在は開発力だけでなく魅力的なシステムの使用体験が求められている時代です。
システムズでは現在以下のような流れでシステム開発を行っています。
お客様の業務の要件を弊社SEが技術的な観点からシステム化を行い、お客様の業務の要件を満たすシステムを作成しています。
システムズにはUI/UXの有識者がおらず、UI/UXを考慮したシステム開発が行えていませんでした。
お客様からの業務要件は満たしているものの、ボタンの位置が分かりづらいなど、様々な課題が存在します。
以下のようにUI/UXを取り入れることによって、お客様によりよいシステムを提供できると考えています。
そこで、UI/UX検討会ではUI/UXを学び、システムズでUI/UX開発を事業化することを目的に活動を行っております。
4.活動内容
まずはUI/UX開発を行ってみようということで、社内で開発した業務報告書システムのUI/UXの刷新を行っています。(外部のデザイナーさんから指導を受けています。)
UI/UXの開発・設計にはお客様の業務の実態を知ることが必要不可欠です。お客様どのような用途でシステムを利用するのか、何故システム化するのかなどを知らなければUI/UXを向上させることは出来ません。業務報告書システムのUI/UX刷新では、社内の利用者のシステムの使用感についてアンケートを取り、その結果をもとにUIデザインの設計を行いました。
その後は作成したデザインをもとに利用者との認識合わせを繰り返し、デザインの修正を行いました。
デザイン刷新前後の業務報告書システムを比較した画像が以下になります。
5.今後の活動
業務報告書システムの改修にてUI/UX設計のひな形を作成し、今後の開発にも適用していきます。
開発案件でUI/UXの開発を重ねてお客様に提供できるUI/UXビジネスにステップアップさせていきます。