この記事について問い合わせる

【倉庫管理リノベーション】物流倉庫改善の事例2(出荷時のコスト低減①)

物流倉庫業務の出荷業務の改善事例を紹介します。出荷業務にかかるコストを低減するための改善方法を取り上げます。実際にシステムズで導入した内容をもとに紹介していくので、物流倉庫業務の改善方法でお悩みの方は、参考にしてみてください。

はじめに

こんにちは。ロジきむです。

本記事は、物流倉庫業務の改善事例を紹介するシリーズの第2弾として、出荷業務の改善事例を紹介します。
今回は、出荷業務にかかるコストを低減するための改善方法を2回に渡って取り上げます。
実際にシステムズで導入した内容をもとに紹介していくので、物流倉庫業務の改善方法でお悩みの方はぜひ、参考にしてみてください。

過去の記事はこちら
【倉庫管理リノベーション】物流倉庫改善の事例1(入荷)

改善事例① サイズ別タリフの推進

コスト低減のための改善方法として、今回はサイズ別タリフ(運賃表)の推進について紹介します。

導入の背景

改善を行った倉庫では、元々BtoB取引が主流であったため、
規模が大きい注文が多く、必然的に梱包も大きいサイズが使用されることがほとんどでした。
そのため、梱包のサイズ問わず送料を一律とする契約を配送業者と交わすことで送料コストの低減に努めていました。

しかし、取扱商品の充実化やサービスの拡張等に伴い、昨今ではBtoCの小規模な注文も頻繁に受けるようになり、
小さいサイズの梱包を使用した発送の割合が増加してきたため、
現行の契約よりもサイズ別タリフへ契約を切り替えた方が送料コストが低減される試算となりました。



導入にあたっての課題と対策

ここで大きな課題となったのは、「出荷するすべての個口の梱包サイズを測定する」という作業が追加となることでした。
しかしながら、当該倉庫の出荷個口数は日によっては数千に及ぶこともあり、人力での測定には限度がありました。
そこで、「採寸機」と呼ばれる梱包サイズを測定する機器を導入し、梱包サイズの測定を自動化することでこの課題を解決できました。



改善効果

ここで改善前後の送料コストを比較してみましょう。
下表はとある日の総出荷個口から改善前後の送料を算出した表となります。



日によって多少のバラつきはありますが、平均すると1日あたり約¥30,000の送料が低減可能となる結果となりました。

当該倉庫は1年365日出荷を行っているため、年間を通じて低減可能となる送料は¥30,000×365日=¥10,950,000となり、
仮に採寸機導入費用として¥10,000,000を費やしたとしても、約一年で回収が可能となる計算になりました。

おわりに

本記事で紹介したのは業務改善の一例であり、重要なことはお客様個別に最適な改善案を検討し、ご提案することです。

長きにわたり物流業務に携わってきた経験を元に、お客様の現場へ伺い、今直面されている運用課題に対する解決策をご提案いたします。
現状の課題について改善をご検討される際は、一度お問い合わせください。

⇒過去の改善提案事例の紹介記事はこちら

お問い合わせ

タイトル 必須
お名前 必須
お名前(フリガナ) 必須
メールアドレス 必須
会社名 必須
部署
役職
電話番号 必須
お問い合わせ内容

個人情報保護方針

株式会社システムズは、コンピュータ関連システムの構築、コンサルテーション、ソフトウェアの 開発・設計・販売・保守等を提供するに当たり、個人情報はお客様、お取引先様、株主様および 従業者等からお預かりした重要な資産であるという認識のもと、情報社会の一端を担う企業とし ての社会的責務を全うするため、個人情報に関する法令、国が定める指針、規範に基づき以下 に個人情報保護方針を定め、個人情報の厳正な取り扱いに努めます。

1.目的

個人情報の重要性を全社員・役員に認識させ、個人情報に関する法令、国が定める指針、規範を遵守するとともに、管理規程を制定し着実に実施いたします。またこれらの取り組みを継続的に維持および改善いたします。

2.個人情報の取得

個人情報はお客様ご本人に利用目的を明示し同意を得た上で、サービス提供上必要な範囲内で取得します。

3.個人情報の利用

取得した個人情報は利用目的にのみ使用します。お客様の同意がある場合または法令・指針・規範等に基づく場合を除き、目的外利用および第三者への提供・開示はいたしません。またそのための措置を講じます。

4.Googleアナリティクスの利用

  1. 当サイトは、利用状況を把握し、サイトの改善を図るため、Googleアナリティクスを利用しています。Google社が訪問履歴を収集・記録・分析しますが、個人を識別する情報は含まれておりません。
  2. 当サイトではGoogleアナリティクスデータとお問い合わせフォームから送信された個人情報を紐付けることが可能ですが、これを第三者に無断で提供・販売することはありません。
  3. Googleアナリティクスの利用規約とプライバシーポリシーにつきましては、Google社のサイトでご確認ください。
    Google Analyticsの利用規約
    Googleのプライバシーポリシー

また、Googleアナリティクスによる情報収集を停止することも可能です。「Google アナリティクス オプトアウトアドオン」をインストールし、ブラウザのアドオン設定を変更してください。

5.クッキーについて

当サイトでは、ウェブサイトの利便性向上を目的にクッキーを利用しています。クッキーはサーバーから利用者に送信されブラウザに保存される情報です。クッキーは無効にすることもできますが、その結果サイト機能の一部またはすべてが利用できなくなる可能性があります。

6.個人情報の管理

取得した個人情報について、充分な安全対策を実施し管理することで、不正アクセス・漏えい・滅失・毀損等の防止・是正をいたします。

7.苦情・お問い合わせへの対応

個人情報への扱いに対するお客様からの苦情およびお問い合わせには、誠意ある対応をいたします。

8.個人情報の開示等

取得した個人情報に関して、お客様ご本人からの訂正・削除および開示等のご要望には迅速かつ適切な対応をいたします。

制定日 2005年4月1日
改定日 2011年10月1日
株式会社 システムズ
代表取締役社長 小河原 隆史

当社の個人情報の取扱いにつきまして、ご意見・ご質問等ございましたら、下記までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

株式会社 システムズ 個人情報保護に関するお問い合わせ先
個人情報お問い合わせ窓口
株式会社 システムズ 個人情報窓口

TEL:03-3493-0033
FAX:03-3493-2033
メールアドレス:kojin_jyouhou@systems-inc.co.jp

この記事を書いた人